ねつせんきゅうしゅうガラス
熱線吸収ガラス heat absorbing glass
- 熱線である赤外線を吸収することによって熱を遮断するガラス。
大きな窓面を持つ部屋に使うと、冷房上有効である。
「赤外線吸収ガラス」ともいう。
ねつそんしつ 熱損失 heat loss
- 物体が周囲に放熱することにより、もともと持っていた熱エネルギを失う
こと。冷凍装置では物体が周囲の物から熱をもらうこと。(冷却の負荷となる)
をいうこともある。
ねつたいりゅう 熱対流 heat convection
- 液体内の加熱された部分は膨張し密度が小さくなって上昇する。
そこへ周囲の低温の流体が流入して熱の移動が行われる。
この伝熱現象をいう。
ねつでんたつ 熱伝達 heat transfer
- 液体や気体といった流体とそれに接している高温の固体表面との間の熱移
動、または逆に流体から固体表面に熱が移動する伝熱の一形態。
ねつでんたつりつ
熱伝達率 heat transfer coefficient
- 「熱伝達係数」ともいい熱伝達による伝熱の量の割合。
すなわち固体表面積1uあたり、表面と流体との温度差1℃につき
1時間に移動する熱量。熱伝達率の単位はKcal/u・h・℃で表す。
ねつでんつい 熱伝対 thermocouple
- 2種の金属をループ状に接続した時、両接点間に温度差があると、
起電力が生じる現象を利用して温度を求めるもの。通常、一方の接点は既知の
温度に保持される。
ねつでんどう 熱伝導 heat conduction
- 温度の一様でない固体または粉体の内部で熱がある部分から他の部分へ
順次伝わる現象。
ねつでんどうていこう
熱伝導抵抗 resistance of heat conduction
- 固体や静止した流体中で、温度差によって熱が伝搬されてゆく場合の、
熱の伝わりにくさを示す物性値。物体の厚さを熱伝導率で除した値。
ねつでんどうふか
熱伝導負荷 heat conduction load
- 熱伝導によって失われていく熱量をいう。
ねつでんどうりつ 熱伝導率
heat conductivity、thermal conductivity
- 熱伝導の良否を表わすのに用いる率。単位kcal/mh℃。熱量は伝熱
面積、温度差、時間にある比例定数をもって比例し、同じく熱の移動する
距離に反比例する。この比例定数をいう。
ねつとうりょう 熱当量 thermal equivalent
- ある形態のエネルギーを熱に換算した値をいう。
ねつのしごととうりょう
熱の仕事当量 mechanical equivalent of heat
- 単位量の熱(1Kcal)を仕事に換算した値。熱量の単位をKcal、仕事の
単位をkgfmとすると1Kcal=427kgfm。
1J=427kgf・m/Kcal。
ねつばい
熱媒 heating medium, heat carrier
- 熱を伝える仲介物質をいい、空気調和関係では蒸気・温水・温風・油など
が用いられる。
ねつばいボイラ 熱媒ボイラ thermal liquid heater
- 高音熱媒(200〜400℃)を加熱する装置。熱媒油は熱伝達が悪いので、
同じ出力の水ボイラに比べて寸法が大きくなる。プロセス用に使われる。
ねつふか 熱負荷 heat load
- 所定の温度を保つとき必要とする熱量(顕熱負荷)、水分(潜熱負荷)の総量を
いい、暖房負荷と冷房負荷とがある。負荷を表わす単位は、単位時間当りの
熱量(kcal/h)でしめす。
ねつふくしゃ 熱輻射 heat radiation
- 波動による空間熱伝達。物体が発する熱エネルギーが熱線となって途中
空間を暖めることなく、高温物体から低温物体へ熱移動する現象。
ねつぼうちょう 熱膨張 thermal expansion
- 温度の変化に従って材料の長さ、体積が増大する現象。
ねつポンプ 熱ポンプ heat pump
- 熱は丁度水が高いところから低いところに流れるように、暖かいものから
冷たいものに伝わっていく。ところが冷凍機を使えば冷たいものから暖かいも
のに運ぶこともできる。丁度冷凍機は水の場合のポンプと同じで熱を汲み上げ
る(移動させる)ポンプといえる。そういう意味で冷凍機を熱ポンプという。
また、狭い意味で冷凍機を使って空気や水を暖めることを「ヒートポンプ」と呼ぶ。
ねつようりょう 熱容量 heat capacity
- 物体全体を温度1℃上昇させるのに必要な熱量。物体の比熱と重量の積
から求められる。小さいものほど、熱しやすく冷めやすい。